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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

色々な意味での訴求効果を考える

NEVE8816+8804

イギリス本社から直接取り寄せたNEVE8804のフロトパネルの交換です。

年末にかけてこうしたメンテンナンスも含めながらアップデートをしていますが、メーカーとの直接取引の多い当社としては見えるものが沢山あります。特にドイツ系のメーカーの躍進が激しく、イギリス勢は押され気味であると共に、アメリカに至っては何とか生き延びているというイメージです。

方やSPL社はマスタリング界の王者として君臨した貫禄を見せていますが、日本ではまだまだ無名メーカーの一つでしょう。こうした情報そのものも世界から直接取り寄せないと、最新のトレンドというものは手に入らない雰囲気です。どうして日本では、こう旧態然としているものが好まれ、欧米・世界では超一流と言われるものへのスイッチが効かないのかが、今一つ理解できないところでもあります。

こうした流れに沿うような形で、逆に日本の音楽業界を世界に売ることに関しては、完全に未開拓と言って良いでしょう。国内への訴求と海外への訴求、双方に今ひとつ上手く行っていないように思えてなりません。この辺りを噛み合わせて行かないと、今後の国内の音楽市場が息を吹き返すには相当大変な状態に陥るかと思います。

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